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肩が痛くて十分に眠れないと睡眠の質が悪化することも!

寝ている最中や起きた時に肩が痛いと感じる方は何が原因で痛みを感じているのか探ってみましょう。

 

痛みがそれほど強くないからと放置している方もいるかもしれませんが、徐々に体への負担が蓄積し、体を壊してしまう可能性もあります。

 

私たちは体力を回復するために睡眠を取っているわけですが、寝ている最中や起きた時に肩が痛い場合は十分に体が回復できていません。

 

知らず知らずのうちに疲れを溜め込んでしまうこともあるので十分に注意しましょう。

 

睡眠中・起床時に肩が痛い原因は?

 

肩こり

デスクワークをしている方や仕事中に肩を酷使する方の場合、肩の血行が悪くなることが原因で肩こりが発生し、それが睡眠中・起床時の肩の痛みに繋がっていることがあります。

 

血行不良を改善させるためにゆっくりお風呂に入ったり、ストレッチをするなどの対策を取ってみましょう。

 

四十肩や五十肩

四十肩や五十肩と呼ばれる肩の痛みは日中にも発生するのですが、夜間にも現れやすいという特徴を持っています。

 

ぐっすり寝ていたはずなのに肩がジンジン痛み出して起きてしまった…という経験を持っている方は四十肩や五十肩かもしれませんね。

 

四十肩や五十肩は正しくは「肩関節周囲炎」と呼ばれる症状で同じ病気です。

 

大きな原因はまだ分かっていないのですが、加齢によって筋肉や組織が硬くなることが原因ではないかと考えられています。

 

これに加えてストレスや生活習慣、姿勢の悪さなどが関係し、状態が悪化する方も多いです。

 

肩に負担をかけない生活をしていれば早い方だと半年、遅い方でも1年ほどで状態が良くなりますが、ストレッチも効果的なので日中に試してみましょう。

 

睡眠の質が悪い

十分に睡眠時間を取っていたとしてもその中で疲れが取れているかどうかは睡眠の質によって大きく左右されます。

 

理想的な睡眠時間を取っていても睡眠の質が悪ければ疲れは取れず、体のあちこちに痛みが発生しやすくなるのです。

 

寝具に問題がある

肩を酷使しているわけではなく、四十肩や五十肩でもないということであれば、寝具に大きな問題がある可能性が考えられます。

 

寝具の中でも特に敷布団・マットレスに注目してみましょう。

 

やわらか過ぎる敷布団やマットレスを使っている場合、体が必要以上に沈み込みます。

 

このような状態になると正しい姿勢ではなくなり、関節に負荷がかかるので注意が必要です。

 

では硬い布団ならばよいのかというとそうではなく、重要なのは反発力のあるマットレスを選ぶということ。

 

高反発マットレスを使うと体をしっかりと支えてくれるため、必要以上に体が沈み込むこともありません。

 

 

寝返りをサポート

肩が痛くなる原因の一つとして挙げられるのが寝ている最中に正しい寝返りが打てていないということ。

 

寝ている最中は一定方向に体圧がかかり、圧力がかかっているところに負担が集中します。

 

これを防ぐために無意識のうちに寝返りを打つのですが、マットレスがやわらか過ぎるとうまく体勢を変えられず、寝返りが打てません。

 

すると肩にかかる負担も大きくなり、朝起きた時に肩が痛い…という結果になるのです。

 

今寝ている布団やマットレスに横になり、実際に寝返りを打ちやすいかどうか確認してみましょう。

 

健康な人の場合、一晩に20回前後寝返りを打つとされています。これがうまくできていなければ疲れるのも当然のことですよね。

 

やわらかいマットレスでも意識して体勢を変えれば寝返りを打てないことはないのですが、体が深く沈み込んでいるために必要以上に力を加えなければなりません。

 

毎晩20回も力を入れて寝返りを打つのは大変なことでしょう。

 

高反発マットレスに変えたところ簡単に肩こりが改善したという方もいるので、辛い肩の痛みや腰痛に悩んでいる方は高反発マットレスを試してみるのもおすすめです。

 

肩が痛い場合に試したい姿勢

寝る前や布団に入った直後から肩の痛みを感じている場合、意識して姿勢を整えることにより状態が改善する可能性があります。

 

仰向け、または横向きでなければ眠れない方もいますよね。

 

仰向けで寝る場合は体の横のラインに沿って手を伸ばした状態からお腹に向かって肘を曲げ、両手を重ねましょう。

 

この時に二の腕のあたりは体の横にしっかりくっつけておくと痛みが出にくくなります。

 

横向きに寝る場合は痛みを感じる方の肩を上にし、仰向けに寝る場合と同じく上にしている腕の二の腕を身体に密着させ肘から先はお腹側に垂らした状態で眠ると痛みを感じにくいでしょう。

 

人によって痛みを感じにくい姿勢は違うので、自分の場合はどの姿勢が楽かいろいろ試してみてくださいね。

 

まとめ

肩が痛いのは改善できる

病気が原因で肩に痛みが発生していない限り、寝具を見直したり寝る時の姿勢を改善することにより状態の改善が期待できます。

 

「仕事で疲れているから…」と諦めかけている方もまずは体を支える力が強い高反発マットレスを試してみましょう。

 

 

肩の痛みだけでなく、体の中の様々な関節の痛みを改善する効果も期待できるので、最近十分に寝ても疲れが取れないし痛みもある…と感じている方もチェックしてみてくださいね。

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