自分に合った寝具を選ばないと良質な睡眠はとれない

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マットレスは実際に横になるのがおすすめ

良質な眠りで毎日元気に過ごしたければ、寝具選びが重要です。自分の体にフィットする寝具を見つけないと、いくら長時間眠っても疲れは取れません。

 

マットレスを選ぶ際には、実際にお店の商品を使って体にマッチしているか確認するのが理想です。仰向けに眠ってみて、寝返りが打ちやすそうかチェックしましょう。腰などの特定の部分が沈み込んでしまうベッドは、眠っているときに寝返りを打ちにくくします。また寝返りを打った時に揺れが必要以上に長く続かないかどうかも、快適な睡眠をもたらしてくれるかどうかのポイントになりえます。

 

またマットレスを手です押し強く押し込んでみるチェック方法もおすすめです。もし押し込んだところが沈み込んだままでしばらく元通りにならないとか、押したときにすぐスプリングの硬さを感じたのであれば、そのような商品は品質が良くありません。詰め物の量が少ないとか、比重の軽いウレタンをスプリングの上に乗っけているだけの可能性が高いからです。

 

掛布団は認定を受けているものがおすすめ

良質な睡眠を得るには、掛け布団も重要な役割を担っています。掛布団を選ぶ際には、関連団体の認定を受けているかどうかは重要なポイントになります。

 

例えばGFマークのついている掛布団は品質のお墨付きをもらっていると解釈できます。GFマークとは、全日本寝具寝装品協会のチェックを受けて、一定基準に達した掛布団であると認定した商品につけられるマークです。

 

羽毛布団も寝心地が良いとして高い人気があります。羽毛布団を購入するのであれば、ゴールドラベルの有無についてチェックしましょう。日本羽毛寝具製造業協同組合では、羽毛の品質などに基づき、いくつかのラベルを出しています。ニュー、エクセル、ロイヤルの順でだんだん品質が良くなっていきます。

 

枕選びも重要

眠っているときに頭を乗せる枕も、睡眠の質を左右する重要な要素になります。枕の選び方ですが、頭がどの程度の高さになるかが重要なポイントになります。枕は高すぎ頭・低すぎずの理想的な高さのものを選ぶ必要があります。

 

高すぎると顎を引いたような状態で長時間横になりますので、肩や首の筋肉への負担が大きくなります。このため頭痛や肩こりの原因になりますし、大きないびきをかきやすくなります。逆に低すぎる枕でも頸椎を支えきれなくなります。その結果、肩こりや朝起きたときに値違いを発生させるリスクが高まります。

 

理想の枕は、後頭部の高さが1.5〜4p・首は2.5〜6cmが基準です。実際に家具店などで、頭を乗せてみるのがおすすめです。

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