※ 本ページは広告・プロモーションが含まれています。

ベッドパッドと敷きパッドって同じもの?どちらも必要?使い方や役割の違い、選び方を紹介

ベットパット

マットレスの上に敷く寝具に「ベッドパッド」と「敷きパッド」があります。

 

どちらも同じもので、呼び方が違うだけと思われがちですが、実はそれぞれ使い方や役割が異なることをご存知だったでしょうか。

 

正しい使い方でないと本来の力を発揮することができず、せっかく購入しても意味がなかったり、マットレスの性能を活かせない可能性が出てきます。

 

そこで今回はベッドパッドと敷きパッドの違いや正しい使い方などを紹介していきましょう。

 

この記事を読めば、ベッドパッド、敷きパッドの正しい使い方をマスターし、より良い睡眠環境を作れるようになるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

ベッドパッドと敷きパッドの違いやそれぞれの役割とは

まずはベッドパッド、敷きパッドが持つそれぞれの役割をはっきりとさせて、違いを理解していきましょう。

 

ベッドパッドはマットレスの寝心地を改善するためのアイテム

ベッドパッドの役割はヘタってきたマットレスの寝心地を改善することにあります。

 

マットレスは使っていくうちに、次第に中材がヘタってきて、購入時のような柔らかさや反発力が損なわれていきますよね。

 

そこにベッドパッドを敷くことで、マットレスのヘタった部分を補い、寝心地が改善されるという仕組み。

 

マットレスの上に敷くものなので、寝ている間にマットレスが汚れるのを防ぐ効果もあります。

 

人は睡眠中にコップ1杯ほど(200mlくらい)の汗をかくと言われていますし、皮膚や髪などが新陳代謝で落ちるなど、マットレスはとにかく汚れやすいものです。

 

マットレスを洗うのは難しいですが、ベッドパッドなら洗濯機で洗えたり、簡単に陰干しできたり、と衛生面にも優れています。

 

敷きパッドは肌触りや吸湿性、温度調整のためのアイテム

一方の敷きパッドの役割ですが、こちらはマットレスの保護や睡眠環境の改善がメインになってきます。

 

敷きパッドの持つ役割を具体的に挙げると次の4つです。

 

  1. 肌触りの心地よさ
  2. 汗の吸収や発散で湿度を調整する
  3. 冷感、温感などの温度調節効果
  4. マットレスを汚れや擦れから保護する

 

一昔前まではただの綿の敷きパッドが主流でしたが、最近は冷感・温感効果のある、季節に合わせて寝心地を改善してくれる商品も増えてきています。

 

夏場のジメジメした暑くて寝苦しい夜は冷感タイプの敷きパッドを選べば、サラッと気持ちよく眠れますし、冬場の寒い季節は温感タイプを選ぶことで、すぐにポカポカと気持ちよく眠りに入れるでしょう。

 

また敷きパッドは肌に1番近いアイテムなので、汗や皮脂などの汚れはもちろん、長く使い続けることで生じる「擦れ」によるダメージからマットレスを保護する役割も大きいです。

 

このように敷きパッドはとても優秀なアイテムなので、どのようなマットレスを使っている人も、導入を検討することをおすすめします。

 

ベッドシーツは敷きパッドに近い役割

敷きパッド混同されがちで、よく似た役割を持つのがベッドシーツです。

 

主な役割は以下の3つです。

 

  1. 肌触りの改善
  2. 汗の吸収
  3. マットレスの保護

 

これらについては敷きパッドと共通していますが、敷きパッドとは異なり、布で覆うだけなので敷きパッドほど機能性は高くありません。

 

しかし一方で、布だけなので簡単に洗濯ができるのはメリットですね。

 

マットレスプロテクターもベッドシーツと近い役割

敷きパッドと混同されがちなもう1点のアイテムがマットレスプロテクターです。

 

こちらはベッドマットレス全体をしっかりと覆うことで、マットレスを保護し、できるだけ長く清潔に使うための商品になります。

 

シーツと役割が似ていますが、あくまでもマットレスの保護が最優先の目的で、寝心地改善のアイテムではありません。

 

そのため使い方も

マットレス

マットレスプロテクター

シーツ

 

の順に重ねます。

 

ベッドパッドや敷きパッドの正しい使い方

ベッドパッドや敷きパッドは正しい順序でマットレスにセットしないと性能を発揮できないので、ここでしっかりと確認しておきましょう。

 

上部(肌に触れる部分)から重ねる順序を挙げていくと次のとおりです。

 

  1. 敷きパッド
  2. シーツ
  3. ベッドパッド
  4. マットレスプロテクター
  5. マットレス
  6. 除湿シートやスノコなど

 

先程紹介した、各アイテムの役割を考えれば、これが正しい順序だと納得できるでしょう。

 

まずはマットレスを保護するためのマットレスプロテクターを使います。

 

次にマットレスのヘタリを改善するマットレスプロテクターを重ねて機能性を向上。

 

その上からシーツ、敷きパッドの順に重ねることで、湿度や温度を調整、肌触りを良くして寝心地の改善を行う…といった流れになります。

 

無理に全部使う必要は無し!ではどのアイテムを買えば良い?

「ベッドパッドも敷きパッドも、シーツもプロテクターも買わないといけないの?」と思う人もいらっしゃるでしょうが、必要なものだけを揃えれば大丈夫です。

 

各アイテムの購入タイミングについて紹介していきます。

 

ベッドパッドはマットレスのヘタリを感じたら買う

購入したてのマットレスなど、特にヘタリが出ていないのならベッドパッドを購入する必要はありません。

 

腰の部分などに凹みが出てきたときに購入を検討しましょう。

 

敷きパッドは睡眠の質を高めたいときに買う

敷きパッドは肌触りや汗の吸収・放出だけでなく、冷感・温感など寝心地を大きく左右するので、睡眠の質を高めたい人にピッタリです。

 

空調などで寝室の環境が完璧な人でもマットレスを保護する役割を持っているので、可能なら購入することをおすすめします。

 

敷きパッドがあればシーツは不要な場合がほとんど

役割がほぼ同じなので、敷きパッドがあるならシーツは不要です。

 

シーツよりも敷きパッドの方が汗を吸収する機能が優れていることがほとんどなので、シーツの上位版と考えて良いでしょう。

 

よほどシーツにこだわりがなければ、敷きパッドの購入を検討してみてください。

 

マットレスプロテクターはマットレスを大事にしたい人向け

敷きパッドやシーツを使っているなら、マットレスプロテクターを無理に使う必要はありません。

 

高級マットレスなど「一生ものレベルのマットレスを長く大事に使っていきたい!」という人はマットレスプロテクターを活用しましょう。

 

季節ごとのおすすめ組み合わせ

ここからは季節に合わせた寝具の組み合わせを紹介していきます。

 

春、秋など暑くなく寒くない季節

 

上:シーツまたはマットレスプロテクター
下:マットレス

 

暑くなく寒くない季節はマットレスにシーツ、またはマットレスプロテクターを使用すれば十分です。

 

できるだけ肌触りの良い商品を選んで寝心地が良いように工夫しましょう。

 

夏の暑い季節

上:敷きパッド(冷感など)
間:マットレスプロテクター
下:マットレス

冷感タイプや吸湿性に優れたサラッとした敷きパッドを最上位に、マットレスを保護するためのマットレスプロテクターを使えばバッチリです。

 

敷きパッドがあれば寝汗でマットレスを汚すことはそうそうありませんが、こまめに交換しないとカビなどのリスクが出てくるので意識的に洗濯すると良いですね。

 

冬の寒い季節

上:敷きパッド(温感など)
間:マットレスプロテクター
下:マットレス
底:除湿シート

できるだけ温かい敷きパッドを1番上に敷いて、マットレスを保護するためのプロテクター、そして底に除湿シートやスノコを使うことをおすすめします。

 

気温が低いとマットレスに溜まった熱と床との温度差で結露してしまい、カビやダニが大量に発生する可能性があるからです。

 

まとめ

今回はベッドパッドや敷きパッドの違いやそれぞれの役割、正しい使い方などを紹介しました。

 

最後にもう一度おさらいすると

 

  • ベッドパッドはヘタったマットレスを改善する
  • 敷きパッドは肌触りや湿度、温度調整、マットレスの保護
  • 敷きパッドはあった方が良い

 

の3つがポイントになります。

 

「寝具にも色々とあって、どうすれば良いのか分からない」
「敷きパッドやベッドパッドの正しい使い方を知りたい」

 

といった人は、ぜひこの記事を参考にしてあなたのマットレス周りをチェックしてみて、足りないものを補い、より良い睡眠環境を手に入れてくださいね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加