子どもに最適なマットレスやベッドの選び方を年代別に解説します
「寝る子は育つ」と言いますが、子どもの健やかな成長のために質の良い睡眠は欠かせませんよね。
子どものためのマットレスを探している人もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は年齢別の子ども向けマットレス・ベッド選びのポイントや、おすすめの商品などを紹介していきます。
この記事を読めば、子どもにどのようなマットレスを選べばよいのか、どんな商品があるのか、などが分かるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
子ども用マットレスを選ぶ3つのポイント
子ども用マットレスを選ぶときは、次の3つのポイントを意識すると良いでしょう。
- 硬さ、反発力、体圧分散性
- 通気性の良さ
- 衛生面(洗えるなど)
それでは各ポイントの詳細を説明していきます。
適度に硬く、反発力が高く、体圧分散性に優れたマットレスを選ぶ
子ども用に限らず、大人用のマットレスも
- 適度な硬さ
- 高反発
- 体圧分散性
の3つが重要です。
柔らかすぎるマットレスは体が沈み込み、背骨の理想的なカーブ(S字カーブ)を描けなくなってしまいます。
すると腰痛や肩こりの原因になるだけでなく、子どもの姿勢の悪化や成長の妨げになる可能性が出てくるわけです。
また子どもは寝返りが多いですが、高反発のマットレスならこれをサポートしてくれるので、寝返りに必要なエネルギーを節約し、睡眠による回復を高めてくれると考えられます。
通気性の良いマットレスは快適な睡眠に欠かせない
子どもは新陳代謝が活発なので体温が高く、汗をかきやすいですよね。
そのため寝汗をかきやすく、これがマットレスにこもると、寝心地や衛生面に関係してきます。
マットレスのシーツは洗えますが、本体は陰干しがメインで、なかなか頻繁に通気できません。
そのため通気性に優れたマットレスを選んであげると子どもの快適な睡眠、衛生的な環境を目指せます。
衛生面に配慮して丸洗いOKのマットレスを選ぶのもおすすめ
上記したように、子どもは汗をたくさんかきますし、年齢によってはおねしょで汚してしまうこともあるでしょう。
そんなとき丸洗いOKの素材で作られたマットレスだと安心ですよね。
洗えるマットレスは通気性に優れた商品がほとんどなので、子ども向けマットレスの条件を2つ一気にクリアできることにもなります。
子どもにおすすめのマットレス5選
ここからは子どもの睡眠の質を高める、おすすめのマットレスを5つ紹介していきます。
どれを買おうか悩んでいる人は参考にしてみてくださいね。
1.雲のやすらぎプレミアム
厚さ17cm、5層構造が特徴のマットレスです。
名前のとおり、雲の上に寝ているような寝心地、そして充実の体圧分散性と高反発力が魅力。
5層構造のうち2層目と4層目に凹凸があることで通気性が高く、汗や湿気をしっかりと発散してくれるので、汗っかきな子どもでもさらっと快適に眠れるだけでなく、衛生面にも優れています。
リバーシブルタイプで、気候に合わせて使い分けることができ、1年中快適に眠れるのもポイントです。
さらにたっぷり100日間の返金保証期間が用意されているので、実際に自宅で寝心地をチェックできるのが嬉しいところ。
シングル(幅100cm) |
39,800円(税込) |
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セミダブル(幅120cm) |
49,800円(税込) |
ダブル(幅140cm) |
59,800円(税込) |
返金保証期間 |
100日間(公式サイトから購入した場合のみ) |
2.マニフレックスメッシュウィング
高反発フォーム「エリオセル」を使った、優れた反発力と体圧分散性を誇るマットレスです。
毎日ヘトヘトになるまで体をいっぱい動かす子どもにとって、快眠で疲れを癒やすのはとても大事。
だからこそ気持ちよく眠れるマットレスを選んであげたいですよね。
マニフレックスメッシュウィングは通気性に優れた「サーキュレーションメッシュ」を側地に採用しているので、汗や湿気でベタつくことなく、サラッと使えます。
また10年間もの保証期間が用意されているので、子どもが小さいころから、中学生、高校生と大きくなるまで長く使えるのも魅力的です。
サイズも豊富なので選びやすいおすすめのマットレスと言えます。
セミシングル(幅80cm) |
31,460円(税込) |
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シングル(幅97cm) |
34,485円(税込) |
シングルロング(幅97cm、長さ210cm) |
44,044円(税込) |
セミダブル(幅117cm) |
47,190円(税込) |
ダブル(幅137cm) |
59,895円(税込) |
クイーン(幅157cm) |
72,600円(税込) |
保証期間 |
10年間 |
3.エアウィーブ・スマートZ
テレビショッピングでもお馴染みのエアウィーブの三つ折りバージョンです。
体圧分散性が高く、復元力・高反発が魅力で、大人だけでなく子どもにとっても理想的な寝姿勢をサポートしてくれます。
エアウィーブは丸洗いOKの素材なので、子どもの汗やおねしょなどで汚れてしまっても、すぐにシャワーで洗い流せて衛生的に使い続けられるのがポイントです。
お試し期間30日、保証期間3年と保証サービスが充実しているのもオススメする理由になります。
シングル(幅100cm) |
66,000円(税込) |
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セミダブル(幅120cm) |
79,200円(税込) |
ダブル(幅140cm) |
92,400円(税込) |
お試し期間 |
30日間 |
保証期間 |
3年間 |
4.コアラマットレス
3層構造で日本人の体にフィットする、快眠のためのマットレスです。
上層部に低反発・高反発を融合した独自素材「クラウドセル」を採用することで、ふわふわとした心地良い寝心地と、寝返りの打ちやすさの両立を実現。
通気性に優れた素材でもあるので、汗っかきな子どももサラッと眠れる作りとなっています。
注目すべきは高耐久素材だという点です。
子どもがベッドの上で暴れたりすると、すぐにヘタってしまうこともありますが、高耐久のコアラマットレスなら安心。
また10年間保証がついてくるため、子どもが小さいころから中学・高校になっても長く使い続けられますね。
120日間のお試し期間が用意されているので、実際に使ってみて購入を検討できるのも魅力的です。
シングル(幅97cm) |
72,000円(税込) |
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セミダブル(幅120cm) |
82,000円(税込) |
ダブル(幅140cm) |
92,000円(税込) |
クイーン(幅160cm) |
102,000円(税込) |
保証期間 |
10年間 |
お試し期間 |
120日間 |
5.エアリー(アイリスオーヤマ)
アイリスオーヤマといえば手頃な価格で高品質な家具・家電を販売するメーカーとして有名ですが、高反発マットレスも販売しています。
新素材のエアロキューブをつかっていて、製品体積の95%が空気で構成されているため、通気性の高さが抜群に高く、汗による蒸れが全く気になりません。
また丸洗いOKの素材なので、子どもがマットレスを汚してしまってもすぐに洗って清潔を保つことができます。
抗菌・防臭加工が施されている点も衛生面を高めてくれるポイントです。
ニーズに合わせて多数の商品ラインナップを用意しているのも嬉しい。
▼エアリーマットレスMARS(厚さ5cm・三つ折り・夏冬両用リバーシブル)
シングル(幅95cm) |
21,780円(税込) |
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セミダブル(幅115cm) |
26,180円(税込) |
ダブル(幅135cm) |
30,580円(税込) |
▼エアリープラスマットレスAPMH(厚さ5cm・三つ折り・硬め・夏冬両用リバーシブル)
シングル(幅95cm) |
21,780円(税込) |
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セミダブル(幅115cm) |
26,180円(税込) |
ダブル(幅135cm) |
30,580円(税込) |
▼エアリーマットレス(厚さ9cm・1枚)
シングル(幅95cm) |
32,780円(税込) |
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セミダブル(幅115cm) |
43,780円(税込) |
ダブル(幅135cm) |
54,780円(税込) |
▼エアリーマットレス(厚さ12cm・1枚)
シングル(幅95cm) |
39,798円(税込) |
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※いずれの商品も保証期間は30日間
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幼児に適したベッドフレームの選び方
1歳〜卒園くらいまでの幼児向けにベッドやマットレスを選ぶときは次の2つのポイントを意識しましょう。
- 家族で寝るなら連結ベッド
- ロータイプベッドで転落リスクを減らす
それぞれ詳しくみていきましょう。
将来を見据えて連結ベッドを購入するのもアリ
子どもが小さいうちは家族揃って寝るのがメインですが、小学生になり、親と別々で寝るようになったときを考えると「連結ベッド」を購入するのもおすすめです。
ベッドを分割すれば寝室と子ども部屋の両方の長い期間に渡って使い続けられるためコスパが良いですね。
子どもが小さいうちはロータイプのベッドも視野に入れて
子どもがベッドから落ちて怪我をするリスクを避けるために、ロータイプの購入を検討することも大事です。
幼児向けおすすめベッド3選
上記ポイントを満たしているおすすめの幼児向けベッドをみていきましょう。
1.インテローグ・連結ベッド「ma102262040114474」
家族一緒に寝られる連結ベッドで、7サイズを選べる選択肢の豊富さが魅力のベッドフレームです。
最大で280cmのスーパーワイドキングサイズベッド(ダブル×2)を選べるため、子どもと一緒に広くゆっくりと眠りたいご家庭におすすめ。
連結部はしっかりと金具で固定し、子どもがベッドで暴れてもズレたり、外れたりする心配なし。
ローベッドなので子どもが落下しても最小限に抑えられる安心感も大きいですね。
マットレスとマットレスの隙間を作ることなくセッティングできる仕様になっているのもポイントです。
子どもが大きくなって別々に寝るようになったら、連結を解除して2つのベッドとして使いましょう。
ワイド(SD×2) |
81,124円(税込) |
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2.連結式レザーローベッド「Serafiina」
将来分割できる、連結式のレザーローベッドです。
子どもがひとりで寝るようになったら分割して使えるため、長い期間に渡って活躍してくれること間違いありません。
全7種類の組み合わせに対応していて、最小でSS×2の幅160cm、最大でD×2の幅280cmと家族の人数や部屋の広さに合わせて選べます。
安心のローベッドタイプで、ふかふかレザーのベッドボード・ベッドフレームになっているので、小さな子どもが怪我をするリスクを最小限に抑えたいという人にもおすすめです。
クイーン |
64,130円(税込) |
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キング |
66,770円(税込) |
3.連結ローベッド 「ファミーユ」
リーズナブルな価格で購入しやすい連結タイプのローベッドフレーム「ファミーユ」は使いやすさにこだわったシンプルな商品です。
ヘッドボードには2口コンセントがつき、転び止めがついているので本やスマホ、タブレットといったアイテムを落とすことなく置けます。
またどのようなタイプのマットレスにも対応できるフラット構造になっていて、連結部分に隙間ができることはありません。
金具でしっかりと連結させられるので、子どもが暴れてもズレる心配がないのも大きなポイントです。
できるだけお金をかけずに、安く済ませたい方におすすめ。
シングルサイズ |
20,202円(税込) |
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小中学生に適したベッドフレームの選び方
小中学生になると子ども部屋で寝るようになるのが一般的。
そこで問題になるのが狭めの部屋でベッドを置けない・置きにくいケースです。
子どもは成長するにつれて物が増えていくのが当たり前で、かといって部屋を大きくすることはできないため、限られたスペースをいかに活用できるかが鍵となります。
そこで検討したいのがチェストベッドの購入。
チェストベッドとは収納スペースのあるベッドのことで、主にベッド下部に引き出しがついていて、子ども部屋の狭さ問題を解決できます。
小中学生向けおすすめベッド3選
小中学生のベッドにおすすめのチェストベッドを3つ紹介していきます。
どれにするか悩んだら、これらの中から検討してみてはいかがでしょうか。
1.大容量収納付きベッド・マクレーン
衣類、リネンといった普段からよく使うものをしっかりと収納できる、スペースの節約に特化したチェストベッドです。
チェストベッドには珍しい長物スペースが用意されているので、カーペットや布団などを丸めて収納することも可能。
どのような部屋にも柔軟に対応できるよう、引き出しの向きを自由に設定できるのもポイントです。
ヘッドボードは極めてシンプルで、2口コンセントがついているためサイドテーブルを用意しなくても快適な部屋・ベッド周りを実現します。
引き出しは完成した状態で届くため、組み立てがとても簡単で、たった8本のネジでとめるだけで完成と手軽なのも嬉しいですね。
シングルサイズ |
50,723円(税込) |
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2.大量収納チェストベッド
とにかく収納力にこだわったチェストベッドを選びたい!という人におすすめ。
深型・浅型・長物収納の3タイプに対応している、まるでタンスのような使い心地の収納力で、子どもの衣類や学校道具、部活用品などをまるごと収納できるスペースが魅力です。
ボックス構造になっているので、ホコリをかぶる心配がなく、ハウスダストが気になるご家庭にもピッタリ。
シンプルなヘッドボードで便利な2口コンセント付きです。
ダブルサイズ |
118,890円(税込) |
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チェストベッド・サルバト
チェストベッドでは珍しい「すのこ」を使った大容量収納ベッドです。
すのこがベースになっているため、ベッド用のマットレスだけでなく敷布団などありとあらゆる寝具に対応できます。
もちろん、すのこならではの通気性の良さは、新陳代謝が高く、汗をかきやすい小中学生にピッタリ。
布団やマットレスが蒸れて眠りを妨げたり、汗による湿気でダニやカビが繁殖するリスクを軽減する効果が期待できます。
最大620リットルの収納量があるので、子ども部屋をスッキリと片付けられる優秀なベッドです。
シングルサイズ |
60,620円(税込) |
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まとめ
今回は子どもにおすすめのマットレスやベッドなどを紹介しました。
最後にもう一度おさらいすると
- 子ども用マットレスは大人用と同じように高反発、体圧分散性に優れたものを選ぶ
- 代謝が高く汗をかきやすい子どものために通気性の良いマットレスを選びたい
- ベッドは目的に合わせて選ぶと生活の質を高められる
以上3つが本記事のポイントになります。
「子どもの快眠のためにできることをしたい」
「マットレスやベッドは種類が多すぎて悩む」
といった人はこの記事を参考に、子どもにぴったりのマットレスとベッドを選んであげて、健やかな成長を促してあげてくださいね。