マットレスの種類がありますぎてどれにしようか悩んでいる方のために種類と特徴をまとめました。
マットレスには様々な種類があります。自分にとって最適なマットレスを選択するためにも、それぞれの種類の特徴についてチェックしてみましょう。
今使っているマットレスが何となく合わないということであれば、自分に合わない種類のマットレスを使っているのかもしれません。長時間寝ているのに疲れが取れない、マットレスの硬さに不満があるといった場合は、他の種類を使ってみると良いですね。
代表的なマットレスの種類
ボンネルコイルマットレス
価格も安く、非常に一般的なマットレスです。スプリングタイプとなっており、各バネが連結されていることからどこか一部分が沈み込むと、その周りも沈み込むという特徴を持っています。
ボンネルコイルマットレスの大きな魅力は低価格であるだけでなく、耐久力に優れているということです。丁寧に使っていれば10年以上長持ちするものも多いため、長く使えるマットレスを探しているという方にも向いています。
ただ、へこんだ周りもへこむという特徴持っているため、一緒に寝ている人が寝返りを打ったりした際に自分にもその振動が伝わってくるというのがデメリットです。
夫婦や家族で一瞬のボンネルコイルマットレスに寝る場合、それぞれがベッドに入る時間が違うと後から人が入ってきた時の振動で起きてしまう方もいます。
ポケットコイルマットレス
ボンネルコイルマットレスとは違い、スプリングがそれぞれ独立しているマットレスです。そのため、ボンネルコイルマットレスは面で体を支えるのに対し、ポケットコイルマットレスは点で支えます。
体重のかかっている部分だけが沈み込むため、寝返りを打ったりした際には体にフィットするような感覚を実感できるでしょう。隣の人の振動も伝わりにくいため、2人で寝る場合などにもポケットコイルマットレスがおすすめです。
コイルの数が多ければ多いほど寝心地が良くなるとされていますが、中国製のポケットコイルマットレスも多く、そういったものは価格が安いもののコイル数が少ないという特徴を持っています。
一般的にシングルであれば450〜650本ほどのコイルが使われているのが一般的ですが、これよりもコイル数が少ないものは注意しておきましょう。
国産ポケットコイルマットレスの中にはコイルの数が1,000本を超えるようなものもあります。とにかく寝心地の良いマットレスを探しているということであれば、国産ポケットコイルマットレスを選択すると良いですね。中国製に比べると作りも精巧です。
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低反発・高反発の違いは?
コイルマットレスではないタイプのマットレスが欲しいと思っている方は、低反発タイプか高反発タイプを選択しましょう。
低反発マットレス
低反発マットレスというのは、力を加えた際に、元の形にゆっくり戻るタイプのマットレスのことをいいます。
コイルタイプのマットレスであれば、力を加えてもすぐに元の状態になりますが、低反発マットレスはもともとロケット打ち上げ時に宇宙飛行士の衝撃を和らげるためにNASAが開発した素材ということもあり、衝撃吸収力に優れているのです。
横になって寝るときの姿勢は平らではありません。お尻や肩胛骨が出っ張った状態になるわけですが、こういった部分の圧力を分散することができるマットレスです。
包まれているような感覚を実感できるマットレスを探しているという方にもおすすめです。
高反発マットレス
低反発と比べて寝返りが打ちやすいのが高反発マットレスです。頻繁に寝返りを打つという方は高反発マットレスのほうが向いているでしょう。
低反発はゆっくりと元の状態に戻るとご紹介しましたが、柔らかいために寝返りを打つのに少し力を入れなければなりません。
寝ている最中は無意識のうちにたくさん寝返りを打っているわけなので、寝返りの数が多い方が低反発マットレスを選択してしまうと、寝ている最中に疲れてしまい、疲れが取れないということもあるのです。
デメリットとして挙げられるのが、眠りにつくまでの間、硬さを感じてしまうかもしれません。ただ、慣れてくればほとんど気にならないという方が多いため、低反発マットレスと高反発マットレスのどちらが向いているかというのは好みの問題でもあります。
自分に合ったマットレスの種類を探すには?
実際にお試ししてみるのがおすすめです。特に、低反発と高反発マットレスの違いなどは自分で体験してみなければなかなかわかりません。
その商品を購入するわけではなくても、マットレスの種類ごとの違いを理解することができるでしょう。
コイルタイプのマットレスも同じで、コイルが連動しているボンネルコイルマットレスと連動していないポケットコイルマットレスでは寝返りを打った際にどのような違いがあるのか確認してみてくださいね。