高反発マットレスを使うなら直置きはやめておいたほうがいい!その理由とは?
マットレスのベッドの上ではなく、床の上に置こうと思っている方もいるでしょう。フローリングや畳など、家庭によって床の素材は違いますが、マットレスというのは基本的に敷きっ放しにするものであるため、カビが生えないか不安ですよね。
そういった方におすすめなのが、すのこを使うという方法です。すのこを使った場合の効果や直置きと比べた場合の違いなどについてご紹介します。
高反発マットレスにはすのこを置くのがおすすめ
そもそもなぜ高反発マットレスを床に直置きするとカビが発生しやすいのかというと、大きな原因は通気性が悪くなるからです。そのため、通気性を良くすることがカビを防ぐ最大のポイントになります。
通気性が悪くなるとカビだけでなく、ダニが発生してしまうこともあるため、衛生的に高反発マットレスを使うためにもすのこを置いて通気性を良くしましょう。
すのこの高さは、できれば5cm程度あるものを使った方が良いです。あまり低いものだと通気性が良くならないため注意しましょう。
すのこを使えばマットレスと床の間に空気の通り道ができるため、敷きっ放しでも通気性が極端に悪くなるようなことはありません。ただ、可能であれば定期的にすのこからマットレスを降し、壁に立てかけて干しましょう。
直置きした場合にカビが発生する確率はフローリングよりも畳の方が大きいとされています。何年も置きっ放しにしていたマットレスを取り外したところ、下が真っ黒だったというケースもあるため、注意しておきましょう。
ですが、フローリングならば直置きでも良いというわけではありません。フローリングの上にマットレスを直置きすると結露が発生し、畳と同じくカビが発生してしまうのです。
カビやダニの発生を防ぐためにも高反発マットレスはすのこを置いた上に敷きましょう。
高反発マットレスに最適なすのこ選び
すのこを検討しようかどうか悩んでいるという方の中には、片付けをする際などに邪魔になるのでは…と心配している方も多いようです。確かに一枚タイプの大きなすのこもありますが、マットレスと同じく場所を取ってしまいますよね。
そういった方には、2つ折りになる折り畳み式のすのこがおすすめです。これならば収納時に小さくできるだけでなく、2つ折りにした際に上に布団を干すことも可能です。
他にも、ロール状に収納できるタイプのすのこもあります。これならば収納もしやすいため、チェックしてみてくださいね。
ただ、高反発マットレス自体が折りたためないものの場合、いくらすのこをコンパクトに収納できたとしてもあまり意味がないかもしれません。来客時などにマットレスを片付けたいと思っているのであれば、3つ折できるタイプの低反発マットレスなどを検討してみましょう。