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マットレスのダニを退治する正しい方法を解説!除去、予防でアレルギー対策を徹底しよう!

気持ちよく眠るためにもマットレスのダニを退治したいと考える人は多いですよね。

 

しかし正しい方法でなければダニ退治は不十分ですし、そのあとにきちんと予防策を張らなくては、何度も繰り返し行う必要が出てきてしまいます。

 

ダニが大量に湧いたマットレスで寝続けるとアレルギー症状に悩まされたり、ダニに刺されてしまったり…と様々なトラブルの原因になりかねません。

 

そこで今回はマットレスの正しいダニ退治の方法や予防方法などを詳しく紹介していきます。

 

この記事を読めば、ダニの心配が無い衛生的なマットレスで眠れるようになるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

正しいダニ退治を行う3ステップ

マットレスに巣食うダニを正しく退治・除去するには次の3ステップが有効です。

 

  1. ダニの退治、駆除
  2. ダニの死骸(ダニアレルゲン)の除去
  3. 再発防止、予防

 

それぞれ詳しい内容をみていきましょう。

 

まずはマットレスに住み着くダニの退治、駆除

マットレスのダニ退治方法は実に様々で、世間的に知られている方法を挙げるだけでも次の8とおりがあります。

 

  • 側生地の高温洗濯
  • クリーニング(業者)
  • 布団乾燥機
  • 薬剤処理
  • 天日干し
  • スチームアイロン
  • ダニ取りシート
  • アロマ

 

それぞれ詳しい内容や効果などをみていきましょう。

 

側生地の高温洗濯

マットレスの側生地(マットレスについているカバー)を取り外せるなら、それを取り外して高温で洗い、乾燥させます。

 

寝具に住み着くダニは「コナヒョウダニ」が大半を占めていますが、50℃10分間の熱処理で死滅するためとても効果的です。

 

もし使用しているマットレスの側生地の耐熱温度が50℃よりも高いなら、できるだけ高温で洗濯した方がより効果的にダニを退治できます。

 

ただし市場に出回っているマットレスのほとんどが側生地の取り外しができないため、製品を選んでしまうのがネックです。

おすすめ度:★★★★☆

 

クリーニング(業者)

クリーニング業者に依頼して丸洗いしてもらうのはとても効果的なダニ退治方法です。

 

もちろん費用はそれなりにかかってきますが、効果で言えば間違いありません。

 

最近では自宅にいたまま布団を丸洗いしてくれるサービスも登場しています。

 

参照:【高品質】布団クリーニングの全国宅配「ふとんLenet」

 

ダニだけでなく汚れやカビなども一緒にきれいにしてくれるのもポイントですね。

 

費用の目安ですが、業者やマットレスのサイズによって前後するものの、大体次の表くらいになっていることが多いです。

 

シングル(幅100cm)

8,000〜12,000円

セミダブル(幅120cm)

9,000〜15,000円

ダブル(幅140cm)

10,000〜17,000円

クイーン(幅160cm)以上

11,000〜20,000円

 

それなりの費用がかかってくるので、マットレスにヘタリが出ているようなら、思い切って買い換えるのもアリ。

 

高級マットレスを購入し、まだまだ使えるのであればクリーニング業者を検討してみましょう。

 

ただし注意したいのがマットレスの生地によって業者が請け負ってくれないことです。

 

基本的にウレタンマットレスはクリーニング対象外となっていることがほとんどなので覚えておきましょう。

 

おすすめ度:★★★★★

 

布団乾燥機

自宅やコインランドリーなどの布団乾燥機にかけて、熱でダニを処理するのも効果的な退治方法です。

 

ただしクリーニングなどと比べて駆除効率は良くないので、次の2つを意識して行うことが大事。

 

  • ダニがマットレス表面に出てくるよう、部屋を暗くして1時間経過してから乾燥機にかける
  • 1回で終わらさず、朝晩2回を連続2日かけて行う(合計4回)

 

ただし布団乾燥機の熱でマットレスの素材が傷む可能性があるので、熱に弱いウレタンなどは特に注意してください。

 

おすすめ度:★★★☆☆

 

薬剤処理

布団やマットレスに対応しているダニ駆除剤を使うのもおすすめのダニ対策です。

 

商品によって頻度は異なりますが、1ヶ月に1回、2ヶ月に1回と定期的に使い続けることでダニを駆除し、増殖を抑える効果が期待できます。

 

ただしマットレス深部までしっかりと駆除するのは難しく、また肌に直接触れるので薬品や刺激に弱い人は使用に注意しましょう。

 

殺虫剤でおなじみのフマキラーからダニ駆除用のスプレーが販売されているので、悩んだらこちらを試してみてはいかがでしょうか。

 

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おすすめ度:★★★☆☆

 

天日干し

マットレスのメンテナンスの定番といえば天日干しです。

 

天日干しすることでマットレス内部に溜まった湿気を取り除くことができ、カビ対策には良いのですが、実はあまりダニ退治効果はないので、おすすめできる方法とは言えません。

 

例えば真夏の炎天下で数時間以上天日干しし続けるならある程度の効果が見込めるでしょうが、素材へのダメージの方が深刻です。

 

特にウレタン製のマットレスは熱や紫外線に弱く、ほぼすべての製品が天日干しを避けるよう記載しています。

 

おすすめ度:★☆☆☆☆

 

スチームアイロン

アイロンから蒸気を吹き付けることでダニを退治することもできますが、これはおすすめできません。

 

熱でダニを倒すことはできても表面だけですし、マットレスに水分が溜まってしまうことでカビが発生しやすくなりますし、熱でマットレス素材が劣化してしまうからです。

 

おすすめ度:★☆☆☆☆

 

ダニ取りシート

ダニ取りシートを大別すると次の3種類があります。

 

  1. ダニを寄せ付けない効果
  2. ダニをシートに誘い込み殺す効果
  3. ダニをシートに誘い込み閉じ込める効果

 

確実にダニを退治したいなら2か3のシートを選ぶようにしましょう。

 

1はどちらかと言えばダニ退治したあとのダニ対策として用います。

 

2のダニを捕えて殺すタイプは殺虫成分を使用しているため、人によっては体に悪影響を及ぼす可能性があるので注意。

 

子どものマットレスに使うには少々不安があります。

 

最も安全に使用するなら3の閉じ込めるタイプのダニ取りシートが良いでしょう。

 

食品添加物香料などでダニを集め、粘着シートや乾燥させることでダニを退治します。

 

いずれの商品も定期的に交換しなくてはならないため、ランニングコストも考慮して選ぶようにしましょう。

 

アマゾンのベストセラー商品「ダニ捕りロボ」は定番のダニ取りシートなので、迷ったらひとまずこれを試してみてはいかがでしょうか。

 

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おすすめ度:★★★☆☆

 

アロマ

アロマテラピーで使われる精油の一部に虫除け作用があることが報告されています。

 

具体的には次の6つです。

 

  • シトロネラ
  • ペパーミント
  • ユーカリ
  • ゼラニウム
  • レモングラス
  • ゆず

 

参考:?アロマのダニに対する忌避作用|公益社団法人

 

アロマでダニ退治は難しいですが、ダニを寄せ付けにくくすることは可能だと考えられます。

 

ペパーミントやユーカリなどはスーッとした香りが楽しめるので、寝苦しい夏場などに使うと寝付きも良くなりそうですね。

 

おすすめ度:★★☆☆☆

 

ダニを退治したらダニの死骸(ダニアレルゲン)を掃除機で除去する

マットレスのダニは「退治したらそれで終わり」ではありません。

 

ちゃんと死骸を除去しないと、ダニアレルゲンとして残ってしまうので、対策を取る必要があります。

 

専用のマットレスクリーナーもありますが、一般的な掃除機でも十分除去できるので試してみましょう。

 

パパっと済ませるのではなく、マットレス表面をじっくりと掃除していきます。

 

次の3箇所はダニが集中しやすい部分なので特に念入りな掃除機をかけるようにしましょう。

 

  • 頭部分
  • マットレスとベッドの隙間
  • キルティングの隙間

 

ダニの再発生を抑え、繁殖を予防する

マットレスにダニが住み着くのを100%防ぐのは難しいですが、予防策を立てることでダニの発生を抑えることができます。

 

おすすめのダニ予防は次の3つです。

 

  • 防ダニシーツを使う
  • 除湿シートを使う
  • マットレスの手入れをこまめに行う

 

それぞれ詳しくみていきましょう。

 

防ダニシーツでダニの発生を抑える

ダニ対策で最も効果的なのは防ダニ効果のあるシーツを導入することです。

 

ダニが繁殖する主な理由は次の2つ。

 

  • フケやアカなどの老廃物がダニの餌になる
  • 寝汗などでマットレスの湿度が上がり、繁殖しやすくなる

 

防ダニシーツを使えばこれらを最小限に抑えられるので、ぜひ導入を検討してみてください。

 

防ダニシーツには様々な商品がありますが、薬剤加工されているものは肌の弱い人は注意が必要になります。

 

一流ホテルなどでの実績のある防ダニシーツに「プロテクト・ア・ベッド ミラクルシーツ」が挙げられます。

 

ダニだけでなく皮膚、フケ、汗、よだれなどの侵入を防ぐことでダニの発生を抑え、マットレスを衛生的に使うことに特化しています。

 

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除湿シートでさらにダニ対策

マットレスの湿度が高まるとダニが繁殖しやすくなるだけでなく、カビの原因にもなりかねません。

 

そこで活躍してくれるのが除湿シートです。

 

マットレスの下に除湿シートを敷くだけで、マットレスと床の間の結露を防ぎ、またマットレス内部の湿気を吸い取ってくれます。

 

合わせて敷きパッドも除湿効果に優れたものを選ぶとより効果が見込めるので、セットで導入してみてはいかがでしょうか。

 

マットレスのメンテナンスはできるだけこまめに行う

面倒に感じられるでしょうが、マットレスのお手入れをこまめに行うことがダニ対策ではとても重要です。

 

具体的には次の5つを心がけましょう。

 

  1. 寝室の換気を行う
  2. 寝起き後は必ず掛け布団をめくってマットレスの表面を乾きやすくする
  3. 夏場など汗をかく季節は3日に1回はシーツを取り替える
  4. リバーシブルタイプのマットレスなら半年に1回はひっくり返す
  5. シーツや敷きパッド、ベッドパッドを併用してマットレスの汚れを防ぐ

 

すべてを完璧にこなせれば越したことはありませんが、まずは自分ができる・続けられる範囲からチャレンジしてみてくださいね。

 

まとめ

今回はマットレスの正しいダニ退治の方法や対策方法などを紹介しました。

 

最後にもう一度内容をおさらいすると…

 

  • ダニ退治は熱や薬剤で殺すのが効果的だが素材を傷めないよう注意する
  • ダニを殺したあとは掃除機で死骸(ダニアレルゲン)を除去する
  • ダニを繁殖させないために防ダニシーツなどを導入する

 

以上3つが本記事のポイントになります。

 

「マットレスにたくさんのダニがいるのが耐えられない!」
「ダニアレルギー、ハウスダストアレルギーで困っている」

 

といった人はぜひこの記事を参考にして正しいダニ退治を実践し、衛生的で快適な睡眠環境を目指してくださいね。

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